定置網
Trap nets
定置網漁を
さらに進化させる
定置網設備は袋状または垣根状の漁網とそれを固定·留置する杭やロープから構成されます。大半の定置網は100m以浅の海域に設置され、漁場への移動時間が短いため、獲れた魚の鮮度が高く市場で評価を受けやすいという特長があります。 日東製網はそのような定置網漁ビジネスをさらに強化するため、漁獲量アップにつながる高機能網製品の提供に加え、網の中を可視化するシステムもご提案。魚が海から引き揚げられる前に魚種や数量を判別して入札にかけ、船上で買い手のニーズに合わせた取り扱い（活魚·締め·野締めなど）が選択できるようにし、より価値の高い流通実現に貢献します。
当社のご提案
漁獲量アップに
つながる
最適漁具設計
日東製網独自の
「高比重網」
定置網では網の中に入った魚が長く滞留するため、潮流による網の吹かれを極力少なくすることが漁獲量アップにつながります。 日東製網は網糸自体に比重を持たせ、網吹かれを少なくする独自の高比重糸網(EK)によって状況を改善。魚の誘導を促す昇り網部分、滞留させる運動場網部分、最終的に魚を獲り揚げる箱網部分に用います。
網吹かれ
シミュレーション
シミュレーションソフト(NaLAシステム)を用いることによって、潮流に吹かれにくい網を設計することができます。 また、潮流を受けると、定置網全体のどの部分に力が掛かるのかを数値化し、最適な網·ロープの材質や強度を選定。網全体の浮力·沈降力についても計算し、お客様の漁場に則した網を設計します。
漁獲作業の
負荷を軽減
省力機械
網を揚げ、魚捕りに魚を追い込む作業は大変な重労働です。日東製網では、これまで現場に則した省力機械の開発や導入を推進してきました。
近年は産·学·官で協力して開発に取り組み、定置網の網起こしに新しい揚網方法を取り入れる研究も行っています。
魚の販売サポート
定置網で漁獲された
魚により付加価値を
付けるため、
独自の
販売ルートを通じ、
流通を支援します。
定置網で用いる主な製品
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無結節網
有結節網に比べて20〜30%ほど強く、軽量でかさばらない点が特長です。
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特殊無結節網
凹凸を少なくして擦れによるダメージを軽減し、耐久性を高めています。
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合成繊維ロープ
目的に応じて使い分けられるよう4種の素材、2種の打ち方をご用意しています。
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コンパウンドロープ
強度の高いワイヤストランドと、合成繊維を組み合わせた強靭なロープです。
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船舶·漁撈機器
重労働である網揚げ作業を軽減するサポート機械などをご提供しています。
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防汚剤
漁網への海棲生物の付着を阻害する防汚剤などを開発しご提供しています。