養殖網

資源保護と安定供給の為、人工的に育てる漁業が養殖業です。
魚類養殖は、海洋や陸上施設で卵から成魚まで育てる完全養殖と、稚魚を捕獲し成魚にする養殖方法があります。
マグロ養殖については、技術的に完全養殖が出来る様になりましたが、商業ベースでは後者の方がほとんどです。小型魚については、金網生簀が使われることもありますが、大型魚では、ほとんどが化繊網生簀です。
魚種や生育期間によって、網地の太さや目合は様々です。

日東製網の強み

トータルサポート

日東製網では網の販売だけでなく、漁場調査(潮流・水温・等深線・底質)により最適な漁場を選定し、施設の設置のお手伝いも致します。
更に、養殖に必要な餌や養殖魚の販売や養殖魚の販売など、養殖経営についてトータルなサポートをさせて頂いております。

設計

養殖生簀を設置する漁場や使用する環境は、お客様によって様々です。特に大型のマグロ生簀は設計が難しいとされています。
日東製網の養殖生簀はシミュレーションソフト(NaLAシステム)を使用して潮流・波浪による形状変化、各部分への荷重等を数値計算により算出し、データに基づいて設計しております。

海外養殖事業

当社では、国内において長年に亘って蓄積された養殖分野での経験と技術を活かし、グローバル化を進めてきました。その中でも、近年は成長著しい東南アジア諸国を中心に事業を展開しています。
2012年にはタイ工場を設立して生産体制を強化、販売網を拡大させました。更に、インドネシアの養殖会社と共同で養殖事業の研究を開始しています。種苗生産から飼育、流通・販売までトータルコーディネート型の技術提案を行うことで、海外の養殖産業の発展に貢献します。

外洋大型浮沈生簀

国内に於ける海面養殖に適した静穏な海域は、ほぼ既に利用されているのが現状です。
その為、これまで養殖には適さないとされてきた波浪・潮流等の厳しい海域でも、大規模かつ安定的に魚類養殖を可能にする技術が望まれています。この問題を解決する為、日東製網では養殖している状態で(沈める⇔浮かせる機能)を備えた、HDPE(高密度ポリエチレン)パイプを利用した世界初の「大型浮沈式生簀」を開発しました。