定置網

定置網の起源は400年以上前と云われ、山口県、富山県、宮城県の三系統から全国に広がったとされています。定置網は、漁具を固定する役割を担う【側張り】と、魚群を漁具内部へ誘導し滞留させる【網地】で構成されています。 その大半は100m以浅の海域に設置され、陸からの距離も近く、漁場への移動時間も短いという利点もあります。そのことから、漁獲から市場までの時間が短く、その魚は市場での評価を受けやすくなります。
また受動的な漁法である為、網に入った魚群の20%程度しか漁獲されず、資源管理型漁法とも言われています。

日東製網の強み

高比重網

定置網では網の中に入った魚を長く滞留させる為、潮流による網の吹かれを出来るだけ少なくする技術が求められます。高比重糸網(EK)は網糸自体に比重を持たせ、網全体の網吹かれを少なくする、日東製網独自の技術です。定置網で、魚の誘導を促す昇り網部分・滞留をさせる運動場網部分・最終的に魚を獲り揚げる箱網部分に用いられます。

網吹かれシミュレーション

シミュレーションソフト(NaLAシステム)を用いて、潮流に吹かれにくい網の設計を致します。
また、潮流を受けると、定置網全体のどの部分に力が掛かるか?を数値化し、最適な網やロープの材質や強度を選定します。
網全体の浮力・沈降力を計算し、漁場に則した網の設計を致します。

省力機械開発

網を揚げ、魚捕りに魚を追い込む作業は大変な重労働です。日東製網では、これまで現場に則した省力機械の開発や導入を推進してきました。近年は産・学・官で協力して開発に取組み、定置網の網起こしに新しい(HDPEを用いた)揚網方法を取り入れた研究も行っています。

魚の委託販売

定置網で漁獲された魚により付加価値を付ける為、独自の販売ルートを通じ、御紹介をしております。